紅茶も鉄瓶の湯を基本的に使っています。
しかし、鉄瓶の湯は、紅茶にはNGであるということをよく見聞きします。
私の舌では鉄瓶のほうがおいしく感じることのほうが多いのだけど……
というわけで、鉄瓶とステンレス鍋で沸かした湯で比べてみました。
鉄瓶:南部鉄瓶。詳細な年代不明(母の実家のもの)だが、50年~経っているかも。私が使い始めてから6年。毎日使用。
ステンレス鍋:14㎝径のごく普通の日本製ステンレス鍋
水:水道水をポット型浄水器「トレビーノ」で濾過したもの。濾過してすぐに使用。
(我が家の場合、浄水器のほうがおいしいのは確認済み)
ポット:ガラス製(ハリオ「茶茶急須」)
湯量:300ml
蒸らし時間:5分
茶葉と湯量、蒸らし時間は、紅茶を購入した際についていたリーフレットを参考にしています。普段もほぼ同じように入れていますが、今日はいつもよりしっかり計量しました。
※ポットがひとつしかないので、同時に淹れることはできず、時間差があります。
【よく見かける鉄瓶と紅茶の話】
・水色が黒ずむ(タンニンと鉄が結合)
【結果】
左:ステンレス鍋 右(黒い印):鉄瓶 |
水色:ステンレス鍋の湯はやや赤みが強く、鉄瓶はわずかに明るく見えた。
左:ステンレス鍋 右:鉄瓶 |
香り:淹れたての香りは、鉄瓶のほうがよい。甘くてふんわりした香りがよくわかった。
味:淹れたては鉄瓶のほうがおいしく感じるが、冷めてくるとステンレス鍋が渋みや味わいがはっきりしてくる。
【結論】
第一印象は、鉄瓶。なにしろ香りがよい。
ゆっくり味わって飲むなら、ステンレス鍋。
なんというか、結局「好みの範疇」みたいな結論になってしまいましたが(笑)、少なくとも「鉄瓶の湯はどす黒くなる」という現象は全く見られませんでした。
今日の記事は、先日メッセージをいただいたS子様へのお返事としても代えさせていただきます。
(S子さん、ごめんなさい! 私のメールとS子さんのメール、サーバーの相性がよくないようで、何度送信してもメールが戻ってきてしまいました。)
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